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OUR RESEARCHES

 本プロジェクトでは、動物園の4つの目的(教育・研究・種の保存・レクリエーション)に基づいて、大学と動物園間における研究を展開しています。

調査研究

​​調査・研究

 飼育上の問題の改善といった実際の動物管理に関する課題から、野生動物としての様々な特徴の解明など、動物園だからこそできる野生動物研究を進めています。

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動物園内におけるサシバエの吸血飛翔動態の解明と
その制御に関する研究
 

(2020年度JAZA野生動物保護助成研究)

​松田・小針(茨城大)・風間・生江(かみね動物園)

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飼育下のキリンにおける川砂ベッドの嗜好性と 使用による質的変化
飼育下のクマにおける冬季と夏季の運動量と
ペーシングの関係

天野・小針(茨城大)・山下・西川(かみね動物園)

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季節によるチンパンジーの採食行動ならびに
嗜好性の変化

細野・小針(茨城大)・中村(かみね動物園)

​渡辺・小針(茨城大)・大栗・木村(加)(かみね動物園)

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メタ16S解析を用いた動物の健康状態と
腸内細菌叢との関係性についての研究

上塚(茨城大)・飯田(かみね動物園)

動物の排泄した糞から分離される
ウエルシュ菌に関する研究(継続)

​清水・上塚(茨城大)・飯田(かみね動物園)

アビシニアコロブスの栄養生理機構に関する研究
(継続)

​豊田(茨城大)・生江(かみね動物園)

教育・環境教育

 高等学校や小中学校の教員に対する動物園を利用した実践的な理科教育手法や地域の自然科学教育拠点としての動物園の機能活用に関する研究を進めています。

教育研究
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日立市の自然や教育施設を利用した理科教材の開発

本間・郡司(茨城大)・正藤・生江(かみね動物園)

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かみね動物園における教育プログラム開発

坂井・郡司(茨城大)・正藤・生江(かみね動物園)

種の保存

 かみね動物園が保有する貴重な遺伝資源としての動植物のコレクションの評価ならびにそれらの保全を目指した研究を進めています。

保全研究

レクリエーション

 展示手法やイベントの支援など、動物園のレクリエーション機能の強化を目指した研究を進めています。

レクリエーション研究
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アンケート調査による動物園の経済効果の推定

内田(茨城大)・生江(かみね動物園)

これまでの連携研究課題

・敵対状況下にある 飼育下アジアゾウの社会関係の評価

 日野・小針(茨城大)・大内・高原・中本・木村(かみね動物園)

・クロサイにおけるサシバエの 侵襲被害の解明とその防除対策

 本郷・小針(茨城大)・井上・村山(かみね動物園)

・動物園来園者のためのコンテンツ提供システムの構築

 石田(茨城大)・松本・生江(かみね動物園)

・遺伝情報を利用したチリ―フラミンゴ等鳥類の雌雄判別ならびに系統解析
 加瀬・北野(茨城大)・井上(かみね動物園)
・アビシニアコロブスの飼養学的研究
 塩野目・豊田(茨城大)・上西(かみね動物園)
・飼育下の食肉目における異常行動制御に関する調査研究
 大場・小針(茨城大)・木村(聡)(かみね動物園)
・中学校及び高等学校における”生物進化”の教材開発と実践
 ~かみね動物園内の霊長類のビデオ観察を通して~
 酒井・郡司(茨城大)・正藤・生江(かみね動物園)
・遺伝情報を用いたかみね動物園のワオキツネザルの家系解析
 北野(茨城大)・上西(かみね動物園)
・動物園業務総合管理支援システムの構築
 大柳・石田(茨城大)・上西(かみね動物園)
・飼育下の大型ネコ科動物におけるタウリン要求量の解明とその季節変化
 小林・小針(茨城大)・秋葉・井上(かみね動物園)
・飼育下のクマにおけるペーシング固定過程の解明と 解消対策の開発
 加藤・小針(茨城大)・木村(聡)(かみね動物園)
・飼育下のアジアゾウにおける入眠周期と日中の活動の影響
 藤田・小針(茨城大)・日野・西野・中本・木村(聡)・高原・大内(かみね動物園)
・かみね動物園Androidスマホアプリの再構築

石田(福岡工業大)・中本・松本・生江(かみね動物園)

・動物園業務総合管理支援システムの構築

石田(福岡工業大)・松本・生江(かみね動物園)

・温湿度条件の変化が飼育下のアジアゾウの活動に及ぼす影響

福山・小針(茨城大)・日野・西野・中本・木村(聡)・高原・大内(かみね動物園)

教育活動

OUR EDUCATIONS

 本プロジェクトでは、大学の授業やインターンシップ、市民講座等のイベントなど教育面での連携も実施しています。

インターンシップによる連携

本学では、学生に実務能力や実社会への適応能力の向上、職業適性やキャリアプランに対する意識を明確にさせるという目的から、インターンシップを教育の一環として実施しています。日立市かみね動物園にも、毎年多くの学生を受け入れていただいております。

動物園職員による授業への参画

実際の現場での問題や飼育管理上の工夫など、動物園の職員に協力してもらい、授業の一環として解説していただくことで、座学のフォローアップ学習に取り組んでいます。

公開講座による連携

動物園が企画した各種イベントへの大学教員の参画など、動物園の教育活動について、大学からも協力しています。

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