先日鵜飼いで使われるウミウの捕獲場を見学してきました。
鵜飼いは1300年以上続く歴史ある漁法の一つで,現在全国の鵜飼い場に供給している唯一の場所が日立だそうです。
保護の関係から,猟期や捕獲数も厳密に定められておりますが,捕まえられる個体は,選べるわけでもないし,病鳥だった場合,飼育鳥への影響も心配されます。
かみね動物園では,捕獲期になると捕獲鵜の検診やワクチン接種などの応援に行っていますが,我々も捕獲鳥の遺伝的多様性や雌雄差など,ウミウと末永く共存していくために何か貢献できればと考えています。
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