昨年末に第19回の共同勉強会を開催いたしました。
昨年は相変わらずのコロナの影響や各種イベント準備等と重なり,なかなか調整できなかったため,年末での久しぶりの開催となりましたが,年度末の研究報告会も含めると,いつの間にか勉強会も19回目になっていたんですね。仕事に追われていると,なかなか意識していないと学ぶ機会が作れないものですが,知識獲得だけでなく,大事なコミュニケーションやブレインストーミングの場でもありますので,少しずつ再開していければと思います。
さて,今回は農学部の吉田悠太先生を講師にお招きし,「動物の味覚研究」というタイトルで,これまで実施されてきた鳥類を対象とした研究などについてご紹介いただきました。
「味」の感じ方や嗜好との関係,種による違いなど,動物の根源欲求の一つである「食欲」に通ずる話とあって,普段自分たちがお世話している動物達がどんな「味」を気にしているのだろうか,大人になるにつれて好みは変わるのだろうかなど,気になることがいっぱい。
動物種ごとの「栄養」と並び「嗜好」は研究が進んでいない分野でもあるため,今後の共同研究なども期待できる有意義な会となりました。
なお,吉田先生には新たにプロジェクトに参画いただけることになりましたので,気になることがありましたら,ぜひご相談ください!
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