遠足シーズンも梅雨に入り少し落ち着きましたでしょうか。久しぶりの勉強会を13日に開催いたしました。
今回は、東京医科大学の宮崎照雄先生の「からだに不可欠なタウリンのはなし」と園長の「アフリカに行ってきました!」いう2本立てで講演いただきました。
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宮崎先生には、昨年から大型ネコ科の研究でプロジェクトメンバーに入っていただいております。今回はご専門のスポーツ科学の話ではなく、医大でお仕事をされるようになってから取り組んできた猫におけるタウリン代謝のお話をしていただきました。タウリン欠乏による不可逆的組織形態の変化が大きな問題である一方で、症状が健在化するまでの状況把握のむつかしさなど、特に栄養学的評価があまりない動物園における大型ネコ科のにおいて非常に示唆に富むお話をしていただきました。
2本目の生江園長は、6月末にタンザニアのアルーシャ国立公園やセレンゲティ国立公園、ンゴロンゴロ保全地域に行かれた時の話を多くの写真や動画を交えてお話しいただきました。次から次へと映し出される映像に夢中になりすぎて、写真を撮るのを忘れてしまいましたが(スミマセン!)、7月15日に動物園にて園長の報告会があるそうですので、詳細は、そちらをご期待ください!(http://www.city.hitachi.lg.jp/zoo/002/p069043.html)
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翌日は朝からカメリハを兼ねた予備調査。機材の設置行程から放飼、調査の段取りの確認等、1日かけて通しで調査を行いました(私は一足お先に大学へ帰還)。また、レコーダーの交換等もちゃんと実施していたようです。少しづつ動けるようになってきて頼もしい限りですが、気を抜かず本番に向けても頑張りましょう!
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