毎年恒例の3年次生対象の農場実習(畜産コース)が,8月,9月に国際フィールド農学センターで開催されました。
本実習の前半は農学部の学生が飼料の収穫から貯蔵飼料の作成,給餌設計まで網羅的に体験させることを目的に,毎年飼料用デントコーンの収穫時期に合わせて実施しています。天候不順によりデントコーンの出来はいまいちでしたが,一生懸命取り組んでくれました。現在は作業の大半が機械化され,作業自体は非常に楽にはなっていますが,どういう仕組みで貯蔵資料が出来上がるのかなど身を持って体験できたでしょうか?
また,9月には農業機械の免許取得実習も実施しました。農耕用のみの限定付きですが,農場内でしっかり実技訓練をしたのち,自動車学校で実技試験を実施します。はじめは恐る恐る運転している学生さんたちも,2週間の実習期間で,トラクターの癖を覚えて上手になります。一般の乗用車と視野が異なるなど注意も必要ですが,今年も無事みんな免許が取得できたようです。
さて実習もひと段落し,すでに後期も開始してますね。急激に冷えてきていますが,体調管理には十分注意して,後期も頑張りましょう。