毎年,新2年生全員を対象とした必修の農場実習が行っています。
今年からは,当研究室が担当している畜産の実習が初回となったこともあって,準備まで間がありませんでしたが,院生・学生・技術職員が総動員で手伝ってくれたこともあって何とか実施することができました。
だけど,人数があまりに多いので,とても教材として使える牛も道具もフィールドも一気にそろえることはできません(もちろん牛舎にも入りきらない!)。そこで毎年,全170~180名前後を4グループにわけ,同じ内容を4回繰り返す4ターン制を敷いて実習を実施しています。
それでも動物を扱う実習の場合は,なかなか同じことを4回連続で,しかも大人数に繰り返されるのは大変・・。苦肉の策として,4回をさらに2回2回に分けてそれぞれ異なるメニューで実習し,次の回に内容をひっくり返して実施するという対応もしています。ということで,今回は,2回は家畜の取り扱いに関する実習,2回は畜舎管理とたい肥製造に関する実習でした。
春の陽気のなか,教える側も昨年やった内容を記憶を頼りに思い起こしながら,教わる側も初めて直接接する大型動物にドキドキしながら,実習を楽しんで取り組んでもらえたようで一安心。授業も始まり,これから忙しくなりますが,皆さん頑張りましょう!